眠りゆく調べのために
両親が亡くなり、誰も住まなくなった実家を一人片付けていると、家の裏の柿の木に実がなっていることに気がついた。
そういえば、亡くなった父がたまに干し柿を作っていたことを思い出した。霊前にお供えでもしようと思い、干し柿を作ることにした。
同じような柿の皮を剥いて、一つは浄水に、二つ目は30分活性水に、三つ目は60分活性水に5分間浸した。
そして天日干しを一週間行なったところ、干し柿の表面には若干の格差が生じた。
浄水に浸けた柿は急速に茶褐色に変化したが、MRETウォーターに浸けた柿は当初はほとんど変色せず、ゆっくりと色づいていった。
もちろん柿には水分量や熟成度の個体差があるので断定はできないが、この変色の格差はMRETウォーターの抗酸化作用に関係しているのかもしれない。もしそうならドライフルーツの品質の安定化にもMRETウォーターは有効かもしれない。
命とはしょせん儚いものかもしれない。しかしその儚い世界に豊かな彩りをもたらすものも生命なのだろう。
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