フリタージュ・クロニクル
ICCF-24で公表された論文の内容についてドクターにメールを送っているが、今のところ応答はない。キエフは安定した状況になっていると思うが、この先何が起こっても不思議ではないだろう。
これまでに『生物学的元素転換』を初めとするフリタージュ・ブックスを制作してきたが、このあたりで一つの包括的な資料を集約する時期に来ているのかもしれない。
生物学的元素転換というとほとんどの人はケルヴランを想起するだろう。そしてその延長線上にヴィソツキー博士の研究があると考えているかもしれないが、厳密にいえばそれは正しくない。またG・シューベルやバランジェなどは独自の見解をもっており、フリタージュ研究の多様性がそこに示されている。
これらの研究を年代順に並べることは難しいことではないが、『フリタージュの真実』のようにケルヴランだけでも各論の詳細については多面的なアプローチが不可欠である。
山頂を彼方に眺めて語ることはたやすいが、そこにたどり着く道ははるかに険しく困難である。それでもいずれは目指すことになるのだろう。
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