孤立無援の闘い
ロシア軍がウクライナに侵攻し、首都キエフに迫っている。 これまでにドクターの安否を二回確認しているが、キエフを離れるつもりはないようである。
できれば身の安全を確保してほしいが、ロシア軍の侵攻を阻止するために橋を破壊したりしているので、必ずしも脱出することが正解とは限らない。
ロシア軍の狙いはキエフを陥落させ、政府主要施設を押さえることである。キエフ大学や大学関係者に直接危害を加えるつもりはないだろう。
しかし戦争は不測の事態を招くものである。このまま膠着状態が続けば、キエフを空爆する戦略に切り換える可能性もあるだろう。その後には悲惨な首都攻防戦が待っている。
かけ声だけでウクライナを応援することはたやすいし、小銭を寄付しただけで自己満足することにも異和感を感じる。
ともかくも無事でいてほしい。はたしてこの孤立無援の闘いの後に何が待っているのだろうか?
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コメント
お久しぶりです。
ウクライナ侵攻が始まった事に驚き、ずっとヴィソツキー博士の事を危惧しています。
博士は学会も頻繁にあり、早期にウクライナを離れ海外にいる、海外の家族の所にいるかも、ウクライナに帰りたいけど帰れない状態、そう思いたかった。
彼は今もキーウ(キエフ)にいる可能性がある...。
大変貴重な研究をされている方なので無事でいて欲しいです。
大統領府からキーウ大学は近い。
博士がどうされているのか心配で仕方ありません。
博士がご無事でいる事をずっと祈っています。
投稿: 加茂佳寿子 | 2022/04/10 14:10
コメントありがとうございます。
キエフからロシア軍は撤退したとのことですが、依然として慌ただしい状況は続いていますので、今はあえて連絡を取っていません。
キエフ周辺でのロシア軍の残虐行為がニュースになっていますが、やはりキエフに留まることが安全なのかもしれません。
状況が落ち着いたら連絡を取りたいと思います。ご心配をありがとうございます。
投稿: Frittage | 2022/04/10 14:38