« 2020年5月 | トップページ | 2020年7月 »

2020/06/19

細胞外膜レセプターとフリタージュ

Coronavirus_replication

新型コロナウイルスも少し終息に向かう兆しが見えてきたように思われる。これまでのニュースの中で気になるのは、インフルエンザなどと比較して新型コロナウイルスの感染者には子供は少ないという点である。

その明確な要因はまだ解明されていないようだが、インフルエンザとコロナウイルスでは細胞と結合する外膜レセプターが異なるらしい。そうするとウイルスが結合した受容体によって異なる免疫応答が引き起こされる可能性も考えられる。そしてそれは大人と子供の免疫メカニズムの格差とも関連しているのかもしれない。

「MRETウォーター・サイエンス」にはMRETウォーターによる食細胞やマクロファージの活性化が実験的に証明されているが、ウイルスや病原菌が体内に侵入するとマクロファージがこれらを吸収し、その断片を細胞表面のMHC(主要組織適合抗原)に結合させて抗原を提示する。この抗原提示細胞によってT細胞やNK細胞が活性化されて獲得免疫系が機能することになる。

このT細胞は主に胸腺で分化増殖する免疫細胞だが、成長にともない胸腺は退縮してT細胞の成熟機能は低下してゆく。受容体レベルの問題もあるかもしれないが、このような免疫メカニズムのバランスの変化がウイルスに対する応答性のギャップを生じ、感染率の格差に反映されているのかもしれない。

ちなみにウイルスが結合する細胞膜の受容体やイオンチャネルは細胞にシグナルを伝達する機能をもっており、酵素やリボザイムのような高い特異性をもっている。そしておそらくこのような特異性をもつ生体組織はフリタージュ反応においても重要な役割を担っていると考えられるのである。

| | コメント (0)

2020/06/06

MRETモバイルの改造

当社で取り扱っているMRETアクティベーターとMRETモバイルを私自身も個人的に使用しているが、最近MRETモバイルがほとんど充電できなくなった。使用頻度が多いためか、おそらく内蔵されているリチウム電池の寿命が尽きたようである。

製造元のセールスマネージャーは電池交換等のアフターサービスにも対応すると言ってくれたが、折りしもコロナウイルス感染拡大の影響で各国の流通ネットワークも麻痺状態にある。そこでMRETモバイルの修理ができるかどうかを確認するため、分解してみることにした。

Mobile 構造がよく分からなかったので少し苦労したが、何とか無事に分解することができたので基本的なデバイス構成を把握することができた。基盤に接続されているリチウム電池を交換すれば修理完了だが、ここで発想を転換してリチウム電池ではなく9V電池で駆動するように改造することにした。

 

Imgp5832 MRETモバイルはリチウム電池に充電する形式なのでポータブルだが、MRETアクティベーターより電磁波は弱い。そこで9V電池に変えることによって電磁波の強度を高めることができるはずである。電圧の変化によって基盤が損傷するリスクもあったが、テスト結果は問題なく作動している。これで電池交換のためにいちいち分解する必要もなくなった。

ちなみにMRETアクティベーターも電池で駆動するかもしれないが、不必要な分解や改造はしないでもらいたい。基盤の焼損や電池の加熱爆発の危険性があるからである。正常に使用していればまず問題は生じないと思うが、MRET製品に何らかの不具合が生じたときには保証内容を確認した上で当社までご連絡を頂きたい。

| | コメント (0)

« 2020年5月 | トップページ | 2020年7月 »