気持ちが大事。
2月11日、私は新宿に向かっていた。今回ドクターはANPB-2018という学会に招待されて来日するのだが、それに合わせて七沢研究所との会合、そして第3回フリタージュ会議を開催することが目的である。
ANPB-2018 (アジア原子力会議)は今回で6回目ということだが、新宿のヒルトンホテルで開催される。ドクターは招待されているので、ヒルトンホテルに宿泊するが、私は近くのホテルローズガーデンに予約を入れていた。
新宿駅からかなり歩いてホテルローズガーデンにたどり着いたのはPM4:00過ぎのことだった。ドクターは12日に羽田に着くということなので、ホテルでしばらく休憩してから、ヒルトンホテルの場所を確認しに行った。ローズガーデンからヒルトンホテルの距離は10分ほど歩いた場所にあった。
ヒルトンホテルの場所を確認したあと、ホテルに戻るときに信号待ちをしていたところ、「エクスキューズミー」と声をかけられた。振りむくと中国か台湾の家族連れがいて、店を探しているという。そこでスマホで検索してみると、すぐ近くにそのお店はあるようである。もしかしてと思ってビルに近づいてみると、そのビルの地下にお店の表示が見つかった。
声をかけてきたご主人は「サンキュー」と感謝してくれ、その家族連れのお婆さんは手を振ってくれた。国どうしはいろいろあるけど、人に喜んでもらえるのは嬉しいなと久しぶりに感じた瞬間だった。
それにしても日本人どうしは言葉が通じるのに、どうしてこうも無関心であろうとするのか。言葉が通じなくても気持ちの通じる体験がしたいものである。
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