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2018/01/02

シューマン波細胞工学

昨年私はMRETウォーターの研究書として『MRETウォーター・サイエンス』を完成させた。この著作はヴィソツキー博士の長年の研究成果をまとめたものだが、ドクターとは別に私は独自の実験を行なった。それはシューマン波による植物の栽培実験である。

現在も研究を継続しているので実験の詳細については公表を差し控えるが、シューマン波を照射して栽培した植物は他の植物とは異なる成長状態を示していた。その実験結果から示唆されることは、シューマン波は生体組織に対して少なくとも細胞レベルの影響を与えているということである。

ドクターの研究はシューマン波によって生成された活性水が生体組織に与える影響を様々な研究領域において調査したものであり、シューマン波による直接的な影響を評価したものではない。

これまで私たちはシューマン共振を「地球の脳波」と表現して、生物の進化に影響を与えてきたという言葉を無前提に受け入れ、理解していたつもりになっていたのかもしれない。しかしそれを裏付ける可視的・定量的なデータはこれまで存在しなかった。

様々な研究文献を調べてみたが、今回私が行なったような実験は誰も行なったことがないようである。そうするとこの実験結果はシューマン波による細胞レベルの影響を示す世界初の成果といえるのかもしれない。

今後の課題はそのメカニズムの解明だが、まずは植物がシューマン波を電磁波として認識しているのか、それとも光として受容しているのかを確認する必要がある。その上でシューマン波の細胞レベルの作用を包括的に研究していくべきだろう。そしてこれは微生物の発酵作用などにおいても確認することができるかもしれない。

そのような形で研究を進めることができれば、シューマン波による細胞工学という分野を確立することが可能になるだろう。そして遺伝子組み換えや放射線よりも安全な形で細胞の反応制御を行なうことができるようになれば、人工進化の可能性も視野に入るようになるのではないだろうか。

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コメント

それは非常に興味深いです。
時間があるときに調べてみます

投稿: よしの | 2018/01/03 22:28

コメントありがとうございます。
おそらく生物はシューマン共振を感じ取る能力があると思います。
地震の前に動物が反応するのもシューマン共振の変動を感じ取っているのではないでしょうか。

投稿: Frittage | 2018/01/03 22:38

8年程前にオーディオエンジンア友人の試作シューマン波共振機器で伝播拡がり範囲など知人ご婦人おふたりに体験して頂いたことがあります、犬が喜ぶと?多分その波長へ調整していたと思います。自分で感じないけど一人のご婦人は感覚的に、On Off 的確に反応していました。

投稿: ちぃはいちゃん | 2018/01/06 06:28

コメントありがとうございます。
アコースティックリバイヴのような製品も販売されてますね。
メカニズムは不明ですが、今後研究する価値はあると思います。

投稿: Frittage | 2018/01/06 12:00

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