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2017/07/07

コールド・プラズマとフリタージュ

地球レベルにおけるフリタージュ反応については、ケルヴランの盟友、G・シューベルの研究やV・B・ネイマンの元素倍増説が知られているが、現代ではカザフスタン・カスピ大学の地質学者、G・V・タラセンコが地殻内部におけるコールド・フュージョンを主張している。彼の論文「地質学的領域における常温核融合」の冒頭には以下のように記述されている。

「世界中の天文学者によって観測されている星雲は回転する螺旋構造を示している。この回転運動はダイナモ効果を引き起こし、莫大な電荷の蓄積を生じる。その電荷が放出されると球状のプラズマが形成され、その回転運動によって磁場と重力場をもつようになったプラズマは惑星に進化するのである。」

タラセンコ教授の学説はおそらくスウェーデンの科学者、H・アルヴェーンのプラズマ宇宙論に基づいていると思われるが、地球を形成したプラズマはさらにマントル領域で活動しているという。
つまり私たちがマントル対流として理解しているものは実はコールド・プラズマであり、地球のダイナモ効果と地殻内部における元素転換反応を生じているというのである。

そしてこのコールド・プラズマによって石油やレアメタルなどの派生物が生み出され、プレート運動によって地殻上部に運搬されて様々な地質現象を生じているとタラセンコ教授は主張している。

このようなコールド・プラズマによる地球規模の元素転換反応はきわめて興味深いものだが、その理論的根拠を示すことはなかなか難しいと思われる。
タラセンコ教授自身は「タラセンコ・ジェネレーター」という装置を開発して、コールド・プラズマのモデル実験を行なっているが、かなり厳しい批判も受けているようである。

コールド・プラズマによる地球モデルが実証されるためには地磁気の反転や磁極の周期的変動、地震波の異常屈折などの観測データとの整合性が必要である。
また近年、マントルのD''層における異常をポストペロブスカイトという鉱物の相転移によって説明しようとする学説が提起されているが、これもコールド・プラズマならではの解釈が求められるだろう。
タラセンコ教授の研究の深化に期待したいところである。


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コメント

面白い学説ですね。
プラズマといえば約一万度にのぼるとされているそうですが、
実態がつかめないですから難しい。
でもこういうことを考えるのは必要ですし、私からすれば楽しいと思います。
タラセンコ教授、会って見たいですね。

投稿: よしの | 2017/07/07 20:30

コメントありがとうございます。
タラセンコ教授の英語は難解ですが、少しずつ翻訳したいと思います。
ところで今月の9日から14日にかけてドクターが来日します。
今回は別の業務のため講演会やフリタージュ会議は開催できませんが、また機会があれば会合を開きたいと思います。

投稿: Frittage | 2017/07/07 20:48

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