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2016/11/08

環境放射能研究所

仮置き場や仮設住宅を見てまわったあと、私たちは再び福島駅前の市街地に戻ってきた。運転手の山本さんに福島大学の場所をたずねると、駅から少し離れた小高い山の中にあるという。「行ってみますか?」と言われたので、つい反射的に「行きましょう。」と答えたのだが、環境放射能研究所からは全く返事が届いていなかった。ともあれ行ける所まで行くだけである。

緑豊かな山あいの道を進んでいくと、福島大学を示す標識が見えてきた。校門のゲートを通過すると経済学部の校舎の前に地図があったので、とりあえず大学の事務局に問い合わせることにした。

事務局に入った私たちは大学の職員に研究所の見学目的を伝えると、研究所の方に連絡を取ってくれた。しかし15分ほど待っても誰も来る気配がない。しびれを切らせてもう一度職員に確認すると、ようやく研究所の職員が現れた。

私が事前にメールで連絡した経緯を伝えると、メールを見落としていたらしいとの返事で、研究所を見学させてもらえることになった。

研究所の職員と私たちは構内の曲がりくねった道を歩いていき、環境放射能研究所の研究棟にたどり着いた。研究棟は比較的新しい建物で、隣ではもう一つの研究棟の増設工事が行われていた。

私たちは職員の方に案内してもらい、様々な分析装置や研究試料の保管室などを見てまわった。また現在は共同スペースの研究室で各研究者が作業に従事しているとのことだった。

Imgp3157a_2大学の職員に元素転換といっても不審に思われるかもしれないので、ドクターは微生物を使用した除染方法の研究をしているとだけ伝えておいた。ドクターにとってはこの研究所の充実した設備はうらやましく思われたようである。ともあれ、結果的に所期の目的を達成することができたことは何よりだった。

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