東京講演会
ヴィソツキー博士の講演会は予定時刻を少し過ぎてから開始された。初めに七沢研究所代表の七沢賢治氏の講演に引き続き、ドクターによる元素転換の講演が始められた。
講演内容自体は、5月に奈良で行なわれた第2回フリタージュ会議とほぼ同じだったが、今回は元素転換とMRETウォーターについて各1時間のスケジュールだったため、ドクターにはあらかじめCCSなどの理論的な部分は省略してもらうように依頼していた。
ドクターもその点は配慮してくれたが、それでも時間内に収めるのはかなり厳しい試みだった。
特に今回はこれまでの会議とは異なり、ヴィソツキー博士の研究について予備知識をもっていない方が多かったので、そのあたりもできるだけ配慮したつもりだが、どこまで伝えることができたのかについては定かではない。
もう少し時間があればというのは言い訳になるが、ともかく限られた時間の中でポイントを踏まえて切り込んだつもりである。後は質疑応答のときにフォローしようと考えていたのだが、時間が押して打ち切りになってしまったのは残念だった。
今回の講演会には日本各地から多くの方に参加して頂いた。貴重な時間をさいて参加して頂いたそれぞれの方が、この講演会を通して何かをつかんで頂けたのであれば、ドクターも私も嬉しく思う次第である。また講演会を終始サポートして頂いた七沢研究所の方々には改めて感謝の気持ちを表したい。
人との出会いは一期一会だという。次にこのような機会があるかどうかはわからない。それでもそれぞれの道を進んでいけば、いつかまた肝胆相照らす日が訪れるかもしれない。
本当に頂上を目指している者は、頂上を目にすることはない。自分の足元を見つめて一歩ずつ進むことしかできない。それでも周りの風景はほとんど変わることもなく、登っているのか迷っているのかわからなくなる。しかし、たどり着いた者だけがそれを語ることができるのである。それは遠くから頂上を眺めて一歩も進まない人間にはわかりえない世界である。
いつかまた、たどり着いた所で語りあうことを私もドクターも楽しみにしている。
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