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2016/09/12

シン・ゴジラと元素転換

最近になって知ったことだが、現在公開されている映画『シン・ゴジラ』ではゴジラに生物学的元素転換の能力が与えられているらしい。そしてこの映画の脚本を書いた人は当方のブログやフリタージュ・ブックスを映画設定の参考資料にしているように思われる。

フリタージュ・ブックスを読まれている方ならご存じだと思うが、ヴィソツキー博士はMCT (微生物触媒転換体) という共生組織を使用してセシウム等の放射性核種を元素転換させる実験を行なっている。このMCTはキエフ微生物学研究所のA・タシレフ博士が開発したものだが、タシレフ博士はウクライナの南極基地で極限環境微生物の研究を行なっており、重金属に耐性をもつ特殊な微生物を発見している。これらについては数年前にこのブログに記したとおりである。

おそらく『シン・ゴジラ』の脚本家は、ゴジラに元素転換能力を付与するにあたって当方のブログを遡って資料を収集し、極限環境微生物や共生菌といったモチーフを採用したのだろう。それはそれで構わないが、他人のブログからネタを漁って断わりもなく使用するという器の小ささが気にくわない。

私はまだ映画自体を観ていないが、フリタージュ・ブックスから無断引用されている個所があればそれは明白な著作権侵害である。映画を鑑賞してお気づきの点があればお知らせ頂きたい。しかるべき対処を取るつもりである。

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