フレンチ・コネクション
レオン・ゲゲンからは農学アカデミーの画像の使用に関して何も問題はないというメールが届いた。送付した<紫の幻影>は無事に農学アカデミーに寄贈され、終身幹事の許可が得られたものと思われる。素性のわからない日本人からのメールには答えなかった終身幹事も、フランス農学アカデミー第5部会会長のレオン・ゲゲンの進言を無視することはできなかったようである。
ちなみにレオン・ゲゲンはいまなお元素転換説を完全に否定しているが、今回の英語版の出版については好意的だった。それは私があくまで公正な立場で彼の見解を紹介しており、そのような私のスタンスを彼が理解してくれたからだと考えている。
一方、フランスの<Rical>はかねてより作成していた元素転換説の記事の中で私の本を引用してくれた。
http://fr.wikiversity.org/w/index.php?title=Recherche:Transmutations_biologiques
<Rical>は"The Reality of Frittage"のフランス語版を制作したいと伝えてきたので、USBメモリーを送付しておいた。完成にはそれなりの時間がかかると思うが、フランス語版のテキストファイルが完成したら、それをレオン・ゲゲンにもチェックしてもらう予定である。
ドクターはICCF-17への参加を控えていたので、少し時期をずらして送付しておいた。ICCFでは4本の論文が公表されたようだが、私は事前にその論文リストを入手していた。それらは全てコールド・フュージョンの理論的研究に関するもので、フリタージュやMCTに関する内容ではなかったので、私はICCFには参加しなかった。ドクターは送った本について「とても興味深い内容なので注意深く読み進める」と伝えてきた。
もはやケルヴランの時代は終わったといえるかもしれない。しかしその正しい理解は現代のフリタージュ研究を適切に位置づけることにつながっている。その意味で『フリタージュの真実』は次なる段階への重要なステップなのである。
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