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2012/04/27

フリタージュ研究の大系

フリタージュ会議についてはいずれしかるべき時期に改めて報告したいと思うが、ここでフリタージュ研究の沿革を少し振り返ってみることにしたい。

フリタージュ・ブックスの流れとしては、これまでにケルヴランの翻訳書を制作し、ヴィソツキー博士との出会いを経てキエフ・グループの研究を知り、MRETウォーターや今回の新作の完成に至ったという経緯がある。

またフリタージュの狭義の概念は元素転換反応における核子クラスターの結合を意味しているが、広義には自然界における広域的な元素転換現象を示すものと考えてよいだろう。ちなみにそれが人工的な手法によるものである場合はコールド・フュージョン、また熱核融合や放射性壊変のケースは「原子転換」という形で区別しておきたい。

こうした現象に関する研究や観察例は歴史的にどのあたりまで遡ることができるものだろうか?哲学者プラトンが『ティマイオス』に記すところのアトランティスにはオリハルコンという金属が存在したという。また大プリニウスの『博物誌』によると、採掘後に閉山された鉱山跡を調べてみたところ、以前には存在しなかった鉱脈が生成していたという話があるらしい。

さらに中世には様々な錬金術の研究が行なわれ、ニュートンもかなりその研究に没頭したと伝えられている。思想的にはゲーテのメタモルフォーゼもフリタージュにかなり近い位相にあるものと思われる。

しかし検証可能な近代的研究としては、19世紀のフォン・ヘルツィーレあたりになるのかもしれない。またフランスのビベリアン博士によると、ラヴォアジエ以降の研究者としてシュレーダーやブラコノー、ランパディウスといった研究者がいたということである。

ともすれば私たちはケルヴランを中心に考えがちだが、歴史的にみると数多くのフリタージュ研究が存在し、またそこには実に多様な視点が存在することを忘れてはならないだろう。

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2012/04/19

これからの道

キエフ・グループの研究書が完成したことにより、フリタージュ・ブックスのラインアップも一応完成したといえる。すでにいくつかの新しいプロジェクトは進行しているが、基本的にはこれまでに構築された枠組みを補完するものになるだろう。そこで今年の後半にかけては特に実践的な活動へとシフトしていこうと考えている。

構想段階にあるものはいくつかあるが、その中でも重要なものは「フリタージュ会議」である。これは今年9月にヴィソツキー博士が来日されるので、その機会に開催したいと考えている。ちなみに8月には韓国でICCF-17が開催されるが、この学会にもヴィソツキー博士は参加する予定とのことである。

ICCFにも参加できないことはないが、どのみちその翌月には来日されるので、いずれの学会にもほぼ同じ内容の研究報告がなされるものと予想される。しかしどちらの学会もまだ詳細なプログラムは確定していないので、そのあたりを見きわめた上で来日の日程調整等をドクターに照会することになるだろう。

滞在時間等の制約でどのような形になるかは流動的だが、できるかぎり参加者の希望に沿うものにしたいと考えている。

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2012/04/04

MRETセラピー

新作の反響も予想外のものだったが、今年に入ってMRETアクティベーターの注文も続いている。1月には2台、2月には3台の注文があり、現在もさらに3台の予約を頂いている。今月中旬には4台入荷する予定なので、予約された方は今しばらくお待ち願いたい。

この機会に「MRETウォーター体験談」という資料を制作してみた。これはグローバル・クォンテック社に寄せられたMRETアクティベーターの愛用者の投稿をまとめたものである。

小冊子『MRETウォーター』にもエイズ患者や小児麻痺に対するMRETウォーターの効果が紹介されているが、他にも様々な病気の患者に対して一定の効能を与えているようである。例を上げると咽頭ガンやリンパ節腫瘍、糖尿病、パーキンソン病、心筋梗塞、脳溢血などの症状が快方に向かったという。

私自身も以前に比べて腎臓が楽になっている気がする。もちろん特別な薬も飲んでいないし、食事制限もしていない。全てがMRETウォーターの効果とはいわないが、一時期の危険な状態を脱したことは事実である。

海外の体験談を調べて気づいたことだが、MRETウォーターの効果を実感している人は一日に1~1.5リットルほど飲用している。これはかなり意識的にこまめに飲まなくてはならない量である。グローバル・クォンテックではこれを「MRETセラピー」として病気をもっている人に勧めているようである。

水分摂取を控える必要のある病気や泌尿器系に障害をもつ人は、このような多量の水分摂取については医師と相談して行なうべきだろう。これからは暖かい時候になるので、胃腸の状態に配慮しながらこのMRETセラピーを試してみるのも良いかもしれない。

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