Qui est Rical ?
情報確認のために検索しているとフランスのウィキペディアに興味深い記述を見つけた。(http://fr.wikibooks.org/wiki/Une_histoire_des_Transmutations_Biologiques)
この文章はもともとケルヴランに関連する内容としてアップロードされたものらしいが、いくつかの批判を受けたために別項目としてまとめられたものらしい。フランス語を読めない人に詳細はわからないかもしれないが、フリタージュの研究の沿革として実にみごとな出来映えである。誤りがあれば訂正しようとひととおり目を通してみたが、まったく非の打ち所のない内容だった。
この文章を執筆したのは<Rical>という人物のようだが、フリタージュに関連する人間はほとんど知っている私にも心当たりはない。ドイツでケルヴランのサイトを制作しているヘルムートはフランス語が読めないし、レオン・ゲゲンがこのような文章を書くはずもない。またビベリアン博士にしては研究の引用の仕方が不自然である。
この<Rical>がどのような人物かは不明だが、R・ハウシュカやK・ヴォルカマーなど私が詳しく知らない研究も引用されている。ケルヴランの資料に関しては私がヘルムートに伝えた『フリタージュの真実』の関連文献を参考にしているようである。また私のサイトを訪れたことがあるらしく、トップページのケルヴランの記事の内容を正確に引用している。
この記事はプラネートの別冊『この知られざる大地』に収録されているものだが、<Rical>がそれを知らないということは私が提示している関連文献に目を通していないということである。その証拠にP・バランジェに関する記述も乏しい。
しかしそのあたりをフォローしていけば十分読みごたえのある内容になるだろう。いずれ時間ができればこのような研究の歴史を一つのストーリーにまとめてみたいものである。
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