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2010/04/15

人工知能とフリタージュ

週末のTV番組に「ターミネーターSCC」というものがあり、私もたまに視聴している。映画シリーズとの整合性はよくわからないが、SF作品というより次第に心理サスペンスドラマの様相を呈しているように思われる。そしてその中には<ターク>と呼ばれるチェスをするコンピューターや人工知能(AI)の研究がスカイネット台頭への伏線として登場する。

今後の展開はどうなるのかわからないが、機械が知性をもつプロセスとしてもう少しリアリティーを追求してもらいたいというのが私の感想である。そこで自分なりに考えてみたのだが、MCTを機械のインターフェイスとして利用してみるのはどうだろう。

Apr1577 ヴィソツキー博士のMCTの研究については『フリタージュの真実』でも紹介しているが、多種多様な微生物の共生組織であるMCTは温度やpH、培養条件の変化に対応して特定の微生物が活性化し、組織全体の共生化作用を実現している。あたかもイルカが右脳と左脳を使い分けるように外的な条件によって最適なプログラムを解凍し、必要となるアプリケーションを起動するようなものである。

MCTはミツバチやアリのように種属全体が生存する目的をもった一つの知性といえるのかもしれない。このような共生組織は外部からの刺激に応じて最適な選択反応を生じる。その最たるものがフリタージュ反応である。

たとえばMRETのような特定の電磁波をMCTに与えると、それに適応する微生物が活性化して代謝活動を行なうことになる。それを一つの信号として抽出することができたときに微生物が必要とする栄養分を与えると、一つの知性である共生組織はそれを「学習」することができるのではないだろうか。

すなわち外部からの刺激とそれによる微生物の反応をインプット・アウトプットとしてMCTに「機械言語」を覚えさせることができれば、自己増殖できる回路としてメカニズムに組み込むことも可能になるかもしれない。

これはもしかするといま流行の脳科学者たちからは否定されるかもしれない。「高度な脳機能がない生物はパブロフの犬にはならない」と。しかし現代の脳科学の定説に奇妙な違和感を覚えるのは私だけだろうか。

微生物の共生組織がメカニズムの回路の中に組み込まれ、休眠・活性化・自己増殖を自律的に行なえるようになったとき、はじめて人工知能と呼べるものの覚醒といえるのかもしれない。

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