MRETブックレット
すでにご予約頂いた方もいるが、『MRETウォーター』は現在印刷段階にある。おそらく来週末あたりには完成品が届くのではないかと思われる。
MRETウォーターを調べる動機については前回記した通りだが、今回の著作を制作することになった経緯を少し補足しておきたい。
「活性水の生物物理学序説」の第5章にはMRETに関する具体的な記述が見られたので、私はスミルノフ博士から送付された論文とともに翻訳を進めていた。そして少しずつMRETウォーターの概要がわかってきたのだが、それと同時に私の中で一つの懸念が生じていた。
これまで私が公表してきたフリタージュ・ブックスは、いずれも元素転換という特殊な研究をテーマとする非常に固い内容の著作である。MRETもたしかに特殊な研究に属するものといえるが、これまでの著作のように研究者向けの論文集にするよりも、一般の方にも理解しやすい本を作るべきではないかと考えたのである。
そこで私はスミルノフ・ヴィソツキー両博士に今回のブックレット構想を伝え、論文の提供と翻訳の許可を得たのである。ところがスミルノフ博士は、2005年の著作にはデータ的に不具合があるため翻訳しないでもらいたいと伝えてきた。こうしてそれまで翻訳を進めていた第5章の部分はほとんど使えないことになってしまった。
しかしその翻訳によってMRETの基本的なコンセプトはつかめていたので、それに基づいて私は今回の著作の第1部「MRETとは何か?」を独自に書き下ろした。またこれまでに翻訳したMRETに関する論文の中から重要なものを選別して第2部を構成している。
ほんの50ページほどの小冊子ではあるが、MRETウォーターに関する基礎的な資料としての価値は十分にそなえている。特にアイ・ウォーター・システムを普及販売するバイオプロの関係者にとってはMRETという特許技術の有効性を正しく理解するための重要なアイティムとなるだろう。
MRETアクティベーターやアイ・ウォーター・システムは値段も高価なためにこれまでは人に勧めにくい面があったかもしれないが、活水器という「物」を売ろうとするのではなく、MRETという先進的な技術の有効性について正しく理解してもらうように働きかけて頂きたい。そうすれば結果は後からついてくるだろう。
そのためにも、まずは『MRETウォーター』を読んで正しい商品知識を身につけていただきたいと願う次第である。
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