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2009/05/29

生命の根源的知覚

最近入手した本に「Life and Mind- in search of the physical basis」というものがある。こMay29384 の本はアメリカの代替療法の研究者のS・サーバという人が様々な研究者からの論考をまとめた論文集の形態として発行したものである。
この本にはヴィソツキー博士とコルニロバ博士も寄稿しており、「鉄同位体の生物学的核融合」というタイトルで鉄54と鉄57の元素転換実験について報告している。
その内容についてはこれまでにも触れたことがあるし、「フリタージュの真実」の中でも同様の実験手順が示されているので、ここで詳しく取り上げるつもりはない。

ただしこの論考の中では、彼らにしては珍しくケルヴランについてのコメントが掲載されている。おそらく専門的研究者だけではなく、一般の読者にも眼に触れることに配慮してことであろう。
彼らの著作『生体系における同位体の元素転換と核融合』の第3章でもケルヴランについて語られているが、その内容はどちらかといえば批判的な傾向をもつものである。ケルヴランが元素転換の介在を示唆している実験について否定的な見解を述べたり、ツンデルとの共同研究の成果に関しても異議を唱えている。

それでもこうした研究領域に関与するものとしてケルヴランの存在は無視しえないもののようである。
二つの鉄同位体の元素転換実験を展開したあとの結論として彼らは次のように述べている。
"These biological transmutations may be very important to and wide spread in nature as C.Louis kervran."
はからずもこの言葉の中に彼らの世界観がかいま見られるといえば大げさだろうか。

この本のコンセプトは、生命のもつ根源的なエネルギー(気や生物場など)とその現象に対する物理的アプローチがテーマとされているようである。たとえば『植物の神秘生活』にも紹介されているクリーブ・バクスターの論文も収録されているが、これは植物のもつ Primary perception(根源的知覚)の存在を追究しているものらしい。
ちなみにバクスター氏は今も健在で独自の研究を進めているようである。(http://www.primaryperception.com)

バクスター氏が述べるように、ポリグラフで検知されるような反応に植物の「根源的知覚」が働きかけているとすれば、会話とまではいかなくても、少なくともYes/Noのような形で植物と対話することは可能になるのかもしれない。そのようなことが技術的に可能になれば、植物がいま何を欲しているかを尋ねることもできるだろう。そして、はたして彼らが実際に元素転換を行なっているか否かも確かめることができるのかもしれない。

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2009/05/21

☆☆☆

放射能や電磁波というと普通の人はマイナスのイメージしかもっていないようである。
たしかに放射能は怖いし、電磁波も体に良くないとされている。
しかしMRETアクティベーターに使用される発振体が放射しているのも低周波の電磁波である。
また最近はホルミシス効果といって、微量の放射能は代謝作用を促進させる効果があるといわれている。
ラジウム温泉やラドン温泉などの効能もそんなところからきているのかもしれない。

放射能も電磁波も幽霊と同じで、直接目には見えない。だからこそある種の恐怖感が生じるようだが、全ての電磁波や放射能が必ずしも有害であるとは限らないようである。これまた心霊的な現象に共通しているようにも思われるが、全ての霊が悪霊(?)であるわけではないらしい。

逆にいえば、少し不思議な気もするが私たちの体、より正確には生体の細胞に対して活性効果をもつ電磁波や放射能も存在するということである。最近はそれに近いものとしてスピリチュアルの世界ではエナジー・グッズのようなものも販売されているらしい。

問題はそのようなエネルギーをとどのように区別し、選択的に取り入れることができるかということである。現代科学では放射能や電磁波に関してもそのようなガイドラインを設定する段階にまで研究が進んでいないのが実態である。ましてやエナジー・グッズに関しては科学的な検討の対象とさえされていない。

結論的に現段階の科学では、電磁波や放射能にはできるだけ接触しないようにという消極的な提言しかできない。そしてスピリチュアルの世界ではそのような科学を稚拙なものとして揶揄する傾向にある。21世紀になっても科学と宗教の乖離は埋められないようである。

強烈な放射能やノイズのような電磁波はたしかに生物との親和性は低いものと思われる。しかしそのような放射能の中でも生存できる耐性菌は存在するし、ヴィソツキー博士らの研究では元素転換まで行なっているとされている。
また以前にMRETで活性処理したミルクテストの写真を掲載したことがあるが、微生物はそのような電磁波によるエネルギーの違いを感じ分ける能力を持っている。おそらく私たちも細胞レベルではそのようなエネルギーの違いを感じ取っているのだろうが、ほとんどの人はそれを意識化できないようである。

たとえばあなたが何かのエナジー・グッズをほしくなったとする。しかしその効果はよくわからないという場合には私が行なったようなミルクテストをやってみると興味深い結果が得られるかもしれない。紙コップに入れた牛乳を二つ用意して、その一つをエナジー・グッズに接触させておいて一週間ほど様子を観察してみるのである。

一週間たってエネジー・グッズに触れていたミルクに何らかの変化があれば、そのエネルギーは生体細胞や微生物の成長にとって有益なエネルギーといえるかもしれない。
逆に何の変化も起こらなかった場合、そのグッズにエネルギーは封入されていないか、あるいは少なくとも細胞レベルでは作用しないエネルギー(?)といえるのかもしれない。

ともすればスピリチュアルの世界は妄信するしかない世界だが、少なくともミルクテストでエネルギーの質を確かめてみることはできるだろう。そして気に入らなければ一週間たったその日にクーリングオフすればよい。

このようなアプローチを行なっていけば、やがてエナジー・グッズ専門のミシュランガイドを作ることも不可能ではないだろう。
「本当に大切なものは眼に見えない」と星の王子様は言ったそうだが、この言葉の奥にはより深い何かが隠されているようにも思われるのである。


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2009/05/13

ボルテックス・フィールド

リウマチのせいかはよくわからないが、このところ体調は良くない。しかし、やるべきことはやらなければならない。

連休はどこにも出かけることなく「微量エネルギー元素転換」のオペなどを進めていた。改めて校正してみると、その内容の専門性を再認識せざるをえない。そして、かつて翻訳したときには分からなかった新たな側面に気づかされることもある。

「生物学的元素転換」もそうだが、本を新しく作り直すときには必ず全体的に見直し、より完成度の高いものに仕上げることを心がけている。その意味で私は同じ仕事をすることはない。いわば螺旋状に発展・向上する形でやるべきことを行なっている。これはどんな仕事を行なうときでもそうである。

ガイアグリッド・モデルについても少し調べているが、このモデルを特徴的にとらえるためにペーパークラフトの作成キットが市販されていることがわかった。(http://www.vortexmaps.com)
この作成キットを注文したところ、サイトの管理者であるダン・ショウと話をすることができた。

ダンは「ボルテックス・フィールド」といういわば一種のパワー・スポットに関する研究を行なっていて、ケルヴランの研究にも関心をもっていた。そこで、これまで私が英訳した「フリタージュの真実」のファイルをネイティブとして校正してもらいたいと依頼してみた。
ダンはこれを快諾し、彼自身の著作「ボルテックス・フィールド・ガイド」のダウンロード・サイトを教えてくれた。
彼は日本向けにボルテックス・フィールドを紹介するサイトを作りたいといっていたので、おたがいの研究交流として将来的に協力していこうという話になった。

ボルテックス・フィールドに関してはいずれ詳細が明らかになったときに報告したいと思うが、ガイアグリッド・モデルのような地球全体のエネルギー・システムと関連するものだと考えられる。

折しも先日このモデルの作成キットが届いた。なかなかユニークなアイティムなので少しずつ頒布したいと考えている。関心のある方はご一報頂きたい。

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