MRETのバリエーション
MRETアクティベーターについてはこれまでも書いたことがあるが、最近なかなか面白い使い方を発見した。
MRETの通常の活性処理は30分間だが、1時間にすると抗菌作用が高まるとヴィソツキー博士はある論文で述べている。これはエシェリチア・コリK-12を使用した実験に関するものだが、30分活性処理をした培養基ではこの微生物は個体数にして27分の1に減少したという。だが、1時間活性処理した培養基では約300分の1に減少するという強い抑制作用を示しているのである。
このことから通常使用する水は30分間、抗菌性が求められる場合には1時間活性処理をすることが理想的だと考えられる。
たとえば洗濯にMRETウォーターを使用する場合などは水量が多いので大変だが、1時間活性化する方が望ましい。洗顔に使用する場合も同様である。私は歯磨きのあとに使用するマウスウォッシュ(いわゆる洗口剤)をそのように活性処理している。
歯磨き粉は大体ペースト状なのでMRETで活性化することはできないように思えるが、発振体をチュープの口の近づけるとかなり効果はある。チュープ全量を活性化することはできないが、10分間ほど電磁波を照射するだけでいつもと違う感覚が楽しめる。
ハンドクリームなどは発振体をかざして照射するとかなり質感が変化するので、MRETアクティベーターかアイ・ウォーター・システムをお持ちの方は試してみるとよいだろう。
このMRET製品は私の知るかぎり現在4種類のタイプが存在する。
一つはバイオプロからリリースされているアイ・ウォーター・システムだが、MRETとERTという技術が用いられている。使用したことがないのでどれほどのものかはわからないが、なかなか良い物らしい。ただし111,300円ではなかなか手が届かないだろう。
これとは別にタイやオーストラリアではQBレゾネーターという製品が販売されている。QBレゾネーターはMRETに浄水フィルターを加えた物だが、衛生事情のよくないアジア地域向けに開発された物らしい。1485オーストラリアドルということなので、やはりかなりの値段である。 また最近タイやシンガポールの方では、デイライターという会社がQBレゾネーターのモバイル版としてウォーター・ウェルネス・システム(WWS)というものを製造販売している。容量はおそらく1リットルサイズだが、持ち運びが容易というメリットがある。ただしこれも定価は1280シンガポールドルなので、現地価格としては8万円ぐらいだろうか。
最後は私も使用しているMRETアクティベーターだが、初期型のモデルでアメリカのいくつかの代理店で今も販売されている。現在はレートが安いのでこれなら5万円前後で入手できるだろう。
以上の各モデルにはそれぞれの特徴があるが、電圧の違いによるACアダプター等を除けば、全てスミルノフ博士の特許に基づいて製造されているので、構造的に相違はないと思う。
MRETアクティベーターはともすれば単なる活水器と捉えられがちであるが、水分子をクラスレート構造に変化させる実験装置ととらえる方が正しいだろう。普通の光をレーザーに変換させるような装置があるのかどうかは知らないが、MRETアクティベーターはそれを水分子のレベルで実現することができる製品である。
今のところ当方では取り扱ってはいないが、個人輸入してみたいとお考えの方はご連絡頂きたい。必要な情報を提供したいと考えている。
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