大いなる闇の中で
プロトタイプはもう少しで完成する。あとはヴィソツキー博士の論文の翻訳を完成させ、終章を締めくくるだけである。
しかし苦しい。頂上は目に見えているはずなのに、これほど苦しい状況になるとは。。まるで目に見えないものに手足をつかまれているような感じがする。
思えば今年は私にとって厄年であった。それをどうこう言うつもりもないが、これほど忌まわしい一年もなかったような気がする。
病気にかかったことは自分にも責任がある。しかしその後の流れは現在に至るまで悪化の一途をたどるものだった。車を運転していて暴走族と警察沙汰になったり、原因の分からないパソコンの異常も作業の著しい妨げになるものだった。そしてこの年の瀬にも身辺に穏やかならぬ状況が生じている。
おそらく年が変わってもこの流れは変わらないだろう。そこでしばらく身を潜めてプロトタイプの完成に集中しようと思う。それまではこのブログもいったん休止することにしたい。
プロトタイプが無事に完成したら、万一のことを考えてしかるべき人物にそのファイルを託しておくつもりである。
本当は来年の春頃までに完成度を高めてリリースしたいと考えていたが、もしかするとその時間はないのかもしれない。
特に今回の著作はこれまでの翻訳書とは異なり外注制作を予定している。すでに画像・グラフの組み込みやある程度の編集も終わっているので、仮に不測の事態が起きたとしても制作には支障を来さないはずである。
今の流れが好転し、不安が杞憂に過ぎないものとなれば、来るべき新春に新しい本の概要についてお伝えすることができるだろう。その時が無事に来ることを切に願ってやまない。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント