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2007/11/28

バイオプロ大阪セミナー

去る11月25日、バイオプロの大阪セミナーに参加した。
会場には予想外に早く着いたので、持参したプロトタイプのオペをすることにした。見知らぬ土地でこのような作業をすることになるとは思わなかったが、静かに日差しの傾く中で次なる作品と一人向き合っていた。
セミナーでは、(株)バイオプロ・テクノロジーの大平社長がDVDの上映を交えて電磁波の危険性とバイオプロ製品の効果について説明され、ひと通りの知識を持っている私にも興味深いものがあった。

ビジネスとしてのシステム説明は意外と短いものだったが、やはりネットワーク・ビジネスの形態と考えてよいようである。ただしランクを維持するためにノルマをかけられることもないし、不必要な製品購入を強いられることもないということなので、その点ではリスクはほとんどないものと考えてよいと思う。

私自身はビジネスというよりバイオプロ製品のユニークな点に興味があるので、他の参加者とは少し動機が異なっていたかもしれない。マネージャー登録をすれば30%OFFで製品購入ができるというのは魅力だが、現段階ではアイ・ウォーターシステム(MRETアクティベーターにバイオプロのERTを応用した製品)はオーダーできないらしい。来年になれば注文可能らしいが、大平氏の話では来年4月にはデザインが変更されるとのことなので、それまで待ったほうが良いのかもしれない。

私は今MRETアクティベーターを使用しているが、現在のアイ・ウォーターはほとんど仕様的には変わらない。そして使用上いくつか不便な点もあるので、それについては大平氏にも伝えておいた。アイ・ウォーターのニューモデルに少しでも反映して頂きたいところである。

それとQX-3もアメリカで不評だったので、当面日本でリリースされる予定はないそうである。少し意外な感じもするが、国土の広いアメリカでは車の使用条件にも幅があるし、アメリカ車はもともと燃費が悪いのでQX-31セットではあまり効果を感じられないのかもしれない。しかし私は体験上QX-3の効果を知っているので、営業をするような人間ではないが、皆さんにもそのメリットを体験して頂きたいと思ってこれまで紹介してきた。
残念ながらこの奪い合いの世の中では、人と分かち合おうとするのは愚か者のすることらしい。

すでに日本でコンサルタントとして普及活動を開始している人もいるようだが、このアイ・ウォーターとQX-3の動向を注視しながら私もバイオプロとの関わりあいかたを模索していこうと考えている。

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2007/11/23

エネルギーを楽しむ時代

ヘルムートからのメールはなぜか続いている。彼はスイスの科学者ジョアン・デイビスと定期的に連絡を取っているらしく、彼女が元素転換の研究について活動を進めているということを伝えてきた。
ジョアン・デイビスについては以前にもヘルムートからの話で知ってはいたが、彼が教えてくれたアドレスにメールを送っても返信はなかった。
Joan Davisについて検索してみるとチューリヒ工科大の女性科学者のようだが、公式に元素転換について言及している形跡は見られない。ヘルムートからの情報なのであまり当てにはならない気もするが、どういう見解をもっているのか一度尋ねてみるのもよいだろう。少し話せばケルヴランについて何を知っていて何を知らないか、私には判断できるからである。

話は変わるが、バイオプロ社の日本進出の準備も着々と進行しているようである。今度の日曜日(11月25日)には大阪でもセミナーが開催されるというお知らせを頂いた。私も都合がつくようであれば参加したいと考えているが、今ひとつ体調が安定しないので遠出ができるものかどうかはわからない。関心をもたれている方は直に説明を聞くほうが理解しやすいだろう。

ちなみにバイオプロQX-3によって燃費が向上したことについて以前に記したことがあるが、ちょうど車の車検を終えたので、さらに燃料タンクにQX-3を1セット追加してみた。QX-3は1セットで容量113リットル(30ガロン)の燃料タンクに適合する性能をもつという。それを30リットル弱の軽自動車の燃料タンクに2セット装着したわけである。
あまり期待するところもなかったのだがその結果は驚くべきものだった。燃費自体はまだ計測途中だが、明らかにエンジン音や吹き上がりが変わってしまい、ブレーキ/アクセル操作も慎重を要するものになったのである。

バイオプロのパンフレットには「パワー増強」のような言葉があったが、1セット貼っただけでは何となく燃費が良くなった程度にしか感じなかった。「パワーやトルクはそれほどでもないなあ」と思っていたが、2セット貼るとその向上を体感することができる。

このビストロには10年も乗っているが、4WDのAT車のため加速性能も悪く、そのために公道運転では不快な思いもさせられてきた。正直なところ、車検を受ける前に買い替えようかと真剣に考えていたぐらいである。だがQX-3の思いがけない効果のために運転するのが少し楽しみになっているのも事実である。
「エネルギーを楽しむ」というライフスタイルに、バイオプロの果たす役割はかなり大きなものがあるのではないかと思った次第である。

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2007/11/15

彼の地人なく

先日久しぶりにドイツのヘルムートからメールが届いた。ヘルムート・ラサルシクはハンブルクの高校教師だが、ドイツでケルヴランのサイトを開いているので、ケルヴランに関する海外の情報を求める人はよく目にするはずである。
ヘルムートはケルヴランに関するウィキペディアのページを更新しているが、ケルヴランについての学位についての情報を求めて私に連絡してきた。
ケルヴランのサイトを開設しているものの、ヘルムートはその著作を3冊しかもっていない。またフランス語もあまり得意ではないらしい。
私にしてみれば、ケルヴランに関してヘルムートに教えることはあっても学ぶものは何もない。その意味では勝手なときにしかメールしてこないドイツ人をあまり歓迎しているわけではない。しかし、私の知るところを少しだけ教えておいた。
キリストの青年時代が聖書に記述されていないのと同様に、錬金術師の正確なプロフィールについては確証のとれない情報が多い。そしてほぼ全ての資料には"Proffessor Kervran"と記されているが、"Dr.Kervran"という記述はされていない。つまりケルヴランは博士号を取っていないということらしい。

このあたりについては『レゾ・プレザンテ」の論争においてG・ゴアが、ケルヴランは経歴を詐称しているのではないかという批判をしている。その真偽についてはなかなか調査しがたいものがあるし、元素転換説に関して言えば、ケルヴランの学歴についてはそれほど大きな問題ではないと私は考えている。日本でも一つの大学に20年も勤めれば大抵の人間は名誉博士号をもらえるシステムになっている。つまり名誉博士号というのは優れた研究をした人物に与えられるものではなく、単なる皆勤賞なのである。

日本や韓国ではそのような学位は一定の社会的効力をもつもののようだが、この人大丈夫かな?というような名誉博士を目にすることもしばしばである。そしてマスコミや一般大衆はその肩書きに囚われて、その人の主張の正しさを重んじるもののようである。

ヘルムートにはそのような瑣末事に囚われるのではなく、もっとフランス語を勉強してケルヴランの論争等について調査するほうが有益だと忠告しておいた。そのために必要な資料なら送ってやるといったのだが返事はなかった。
彼にもう少し才能があれば次のフリタージュ・ブックの英語版の共同制作を提案するところだが、器量のない者とは語るに能わずである。

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2007/11/09

過去と未来のフリタージュ

新たなるフリタージュ・ブックは156ページを超えている。フランス農学アカデミーを初めとするおびただしい論争に見切りをつけた晩年のケルヴランは、対外的にはほとんど論文を公表しなくなった。それでも1982年の『生物学的元素転換と現代物理学』の中では、ツンデルと共同開発した実験モジュールを用いてオート麦の発芽実験を行なうなど精力的な研究活動を行なっている。
またO・コスタ・ド・ボーリガーやG・シューベルの研究、そしてR・シュタイナーのバイオダイナミック農法との関連など記すべきことは多々あるので、いまだ頂上が見えてきたとはいえない状況にある。
そして内容補足のために今なお翻訳している資料もあるので、最終的にどのくらいの分量になるのかは私自身も今の段階では見当がつかない。ともあれケルヴランに関する著作としては、世界最高レベルの研究書になることだけは断言しておこう。

そのプロトタイプの編集も同時進行で進めているが、基本的にはフリタージュ・クロニクルにそった年代順に記述を進めているので、ケルヴランの翻訳書のようなテーマ別の章構成にすることは難しい。これはゲゲンの論争などが過去に公表された論文の内容などと絡みあってくるからである。したがって断章的なスタイルでの内容構成になるだろう。

それとともに、少しずつではあるがヴィソツキー博士の論文の翻訳も進めつつある。これはMCTとMRETの関連を示すものだが、正直に申し上げるとかなり難解な代物である。
水のもつ記憶作用については経験的には知られているが、現在の水分子の構造モデルではそれをうまく説明することができないらしい。そこで彼らは水に関する独自のモデルを提唱している。

具体的にはクラスレート・ハイドレートが何らかの形で関わっているものらしいが、論文の内容が専門的なのでまだ明確には理解できていない。「クラスレート・マイクロキャビティー」とか「ポテンシャル・ピット」、「デバイ振動数」などといった専門用語とともに物理的な数式も記されており、おそらく格子振動の熱力学について基礎的な理解を深めないと、この論文を解読することはできないようである。

今年も残すところあとわずかだが、フリタージュ活動において成すべきことに何も変わりはない。揺るぎなく自分が集中すべきことに取り組んでいくだけである。

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2007/11/02

QX-3限定リリース

まず最初にお知らせだが、以前紹介したバイオプロQX-3をオーストラリアから数セットだけ低価格で入手することができた。そこで関心をお持ちの方にお分けしたいと思うので、Yahooオークションに出品している。自動車>パーツのカテゴリーに出しているので、興味のある方は「バイオプロQX-3」で検索してみていただきたい。

以前に書いたように、このQX-3はアメリカでは190~230ドルで頒布されている。それをこれほどの価格で提供できることは今後まずないだろう。私自身も2万円前後で購入しているので心境は少し複雑だが、バイオプロのエネルギーを楽しんで頂けると嬉しいと思う。

おりしもガソリンが今月から値上げされ、今後さらに高騰が続くらしい。バイオプロ社の資料ではQX-3には8~27%の燃費向上効果があるということだが、あまり過度な期待はすべきではない。10%ほど燃費が良くなるぐらいに考えておけばいいだろう。他にも燃費を向上させる製品は数多くあるが、ホームセンターで販売されているようなガソリン添加剤みたいに、効いたのか効いてないのかわからないような物はもううんざりである。その意味でQX-3は明確な数値を出してくれるところが魅力ではある。

ちなみに日本のバイオプロ社の製品リストにはこのQX-3は掲載されておらず、今後取り扱われるかどうかは現段階では不透明な状況である。私も継続的に販売できないのは残念なところだが、今回は一つのサポートとして限定数ながら頒布させてもらいたいと思う。

このQX-3になぜこのような効果があるのか、そのメカニズムは依然不明だが、ホメオパシーと同じように効果があることだけは確かである。21世紀のテクノロジーの形として今後はこのように面白いものが主流になっていくのかもしれない。

地球と人類の将来について悲観的要素はいつの時代にもあるものだが、その課題を受け止めて乗り越えるだけのポテンシャルが人間にはあるのかもしれない。そうした大きなエネルギーのうねりに同調していく能力がこれからの人類には問われることになるのだろう。

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