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2007/08/31

バイオプロのエネルギー共振技術

アメリカのオークションで落札したバイオプロ社の製品が届いた。

Aug31_45 まず携帯電話用のチップだが、直径2cm/厚さ2mmのゴム系の材質のようである。昔あったスーパーボールのような素材といえばわかりやすいだろうか。説明書では、このチップを携帯電話のアンテナの近くに接着しておけば電磁波によるダメージを緩和できるとのことである。比較実験としてサーモグラフィーなどが掲載されているが、効果があるかどうかは調べようのないところである。

経験したことがある方もいると思うが、携帯でメールを取得する際に近くにCDプレーヤーなどが作動しているとスピーカーにかなりのノイズが入ることがある。電子レンジの電磁波については食材が爆発するのを目にすることがあるからわかりやすいと思うが、私たちが携帯で話をしているとき、耳と脳細胞は小型の電子レンジの電磁波を浴びせられているようなものである。

このチップを貼れば安心というものではないが、メール取得やダウンロードする場合は携帯のアンテナを伸ばして、できるだけ体から離すようにするのが無難といえるだろう。

もう一つの製品は「バイオプロデュース」というサプリメントのセットで、ベリー系のフルーツと野菜系の二種類が錠剤の形で60粒入りになっている。一日2錠で一か月分らしいが、錠剤なので味覚的には美味しくない。本当にサプリメントという感じである。

Aug31_46 そして面白い製品と思ったのは「スマートカード」である。これは一見アルミ製のクレジットカードだが、この上に5分間飲み物を置くだけで味がマイルドになる。まるで携帯型のMRETアクティベーターである。

MRETアクティベーターの機能は優れているが、30分電磁波を照射するためビールなどの発泡酒などには実質的に使用できない。そして外出時に持ち運びするのは大変である。だがこのスマートカードなら、自販機で買った炭酸飲料なども上に置いて5分待つだけでOKである。アメリカでは50ドル前後で販売されているようだが、飲み物だけでなく食品や薬、化粧水などにも応用可能であり、なかなか楽しめる製品だと思う。

ちなみにバイオプロ社のこうした製品はMRETとは異なるERT(Energy Resonance Technology)、すなわちエネルギー共振技術によってリリースされているものだという。現在その技術を応用した燃費向上材QX-3をテストしているところだが、また明確な結果が出た段階で改めて報告したいと思う。

今回バイオプロ社の製品を送ってくれたのは、たまたまバイオプロのコンサルタントを務めるジャクリーヌという人だった。ジャクリーヌは再オーダーの時には少しディスカウントすると言っていたので、もしバイオプロの製品に関心を抱いている方がいればご連絡頂きたい。要望が多いようであれば共同購入を企画したいと考えている。

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2007/08/27

錬金術師へのオマージュ

例の病気のため、朝方には必ず手がこわばるようになってきている。しかし今のところは執筆に支障をきたすほどではない。症状が進行した場合には最悪の事態も覚悟しなくてはならないだろうが、いま優先すべきことは論文集の執筆を進めることである。

エニン報告の解説を終えてその当時のケルヴランが行なった実験についての補足を行なっているところだが、オート麦やネズミ麦などの様々な植物や、エヴィアン・ボルビックなどわれわれ日本人にもなじみのある水を使用して多様な実験を行なっているが、なかなかノン・ゼロ・バランスを見出すことは困難だったようである。
その研究のいくつかはフランス農業者協会の研究所で行なわれているが、これはおそらく当時ケルヴランを支持していた生物学的農法の団体のバックアップによるものと思われる。

その中の一つのネズミ麦を使用した実験ではカルシウムにはほとんど変化はなく、マグネシウムが減少し、カリウムが増加している。しかしケルヴランはマグネシウムがカリウムに元素転換したと考えることには少し慎重な姿勢をとっている。式としてはMg+N:=:Kとなるわけだが、この媒介となる窒素について調査していないので断定はできないと述べている。

ちなみに日本のある学者は、かつてこの式がケルヴランの著作に出てくる典型的な反応であると述べていた。そこで私は、ケルヴランのどの著作の何ページに掲載されているかを尋ねたことがある。
結局それに対するまともな回答はなかったわけだが、ケルヴランについてよく知らない普通の人々はこのような学者の放言にたやすく騙されるのだろうと思った。

実験を行なってその反応を示唆する収支を得たにも関わらず、ケルヴランは細胞内のミトコンドリアを介した間接的な反応の可能性に言及しているのである。ケルヴランの原書も読まず、その実験を追試してもいないのに、なぜそれを「典型的な反応」などとうそぶくことができるのだろうか。日本の学者など実に薄っぺらな人間がほとんどであると思わざるを得ない。

もちろんケルヴランの言葉が全て正しいとは限らない。様々な仮説的な考えも述べていることは事実である。だが、知りもしないことをさも知っているように述べる連中とはわけが違う。ゲゲンのような批判者もいるが、ケルヴランは彼なりに真実を求めて研究活動を行なったのである。

次の本はおそらく私にとって最後の著作になるだろうが、この錬金術師に与した者、そして真向から切り結んだ者たちの科学的精神に捧げる一冊となることだろう。

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2007/08/21

波動を食べる

MRETアクティベーターについては以前にも報告したが、ミルクテストはなかなか印象的なものがあった。常温で放置していれば腐敗する牛乳をあらかじめMRETで活性化するとヨーグルトになったというテストである。
ヨーグルトの発祥は、たしか牛乳を入れた袋を運んでいるうちに偶然固形化したのがきっかけだという話を聞いたことがある。しかしそれは本当に偶然だったのだろうか。

スミルノフ博士からもらったMRETの論文には、コーカサス地方などの長寿地域の土地の磁場には特殊な性質があり、それによって健康に良い水が湧き出ていて、作物などにも好影響を与えているという。MRETアクティベーターはそれを電磁気的な情報として水に記憶させる機能をもっているという。
するとヨーグルトが自然にできたというのは、そのような長寿地域の磁場が牛乳に作用した結果なのではないだろうか。

そう考えると、私たちは食物を食べるときにどのような成分が入っているから体に良いと考えるものだが、実際にはその食物が育てられた土地の波動をエネルギーとして吸収しているのではないだろうか。
最近では「地産地消」という言葉が地域経済振興のために使用されているようだが、実はその根底には、季節に応じたその土地の波動を効率よく吸収することによって、その風土に適した健康を維持するという隠れた意味合いがあるように思われる。

もちろん「地産地消」といっても、都会のように磁場の歪んだ土地で栽培されたものはあまり健康には良くないだろう。また地域によっては必要な食材がえられないケースも増えてきている。MRETアクティベーターはそのような場合に利用されるべきものなのかもしれない。

食について不安が取りざたされる現代ではあるが、これからは食品の成分のみならず、その食物の生育環境の土地の波動まで考慮しなくてはならない時代になってきているのかもしれない。MRETアクティベーターが波動調整できるのは水やジュースだけだが、バイオプロではその技術を応用したサプリメントも出されており、現在取り寄せているところである。

ヨーグルトやワインの発酵に関わっている微生物は、あるいはその土地の波動に感応して独特の食品を作り出しているのかもしれない。そこにフリタージュを絡めて考えると、将来的には波動レベルの栄養学を確立することもあながち夢ではなくなるだろう。

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2007/08/11

フリタージュと医学

このブログはフリタージュのことのみを記述する方針なので、私の個人的なことを書くのは好ましくない。読者の方もケルヴラン元素転換に関心があるのであり、私のことなどどうでもよいだろう。だが、今回は少しフリタージュにこじつけて書いてみようと思う。

私は若い頃に腎臓結石にかかったが、それ以降は大過なく過ごしてきた。足が少しむくんだりすることもあるが、水分代謝が悪いためだろうと思っていた。腎臓にも違和感を感じていたので、おそらくネフローゼの一種ではないかと考えていたが病院には行かなかった。

ところが最近になって、足のむくみにくわえて手がこわばるという症状が出てきた。そこで腎臓病について調べてみたが、そのような症例に当てはまるものは見られなかった。

腎臓病が悪化すると尿毒症などにおちいり、人工透析が必要になる場合もある。そのことは前から知っていたので、一度検査を受けてみようと考えた。病院に行くのは十数年ぶりである。

そして先日検査結果が出たのだが、腎臓の方にはそれほど問題はないが、リューマチの可能性があるとのことだった。「リューマチ?」そう言われると、たしかに過去には関節炎のような症状も見られたので思い当たるふしはある。しかし、はたしてリューマチの症状だけなのだろうか?その点は疑問に思えた。

というのも、ひどい時にはコーヒー一杯だけで目が充血するような症状もこれまでにあったからである。別の病気が絡んでいる可能性も否定できないだろう。

たとえば糖尿病の合併症などが有名だが、複数の病因が絡んでいる場合には治療の対処法が厄介になってくる。腎臓病やリューマチにも様々な症例があり、その中には原因がはっきりわからないものもあり、治療法が確立されていないものも多い。

病気というものの真の原因は突き止めにくい。ネットで調べてみると霊的な原因が難病の元になっているという記述まである。その真偽は確認しようがないが、科学が進んだとはいえ、対症療法的な治療しか行なえない病気も現実としてあるので一概には否定できないだろう。

リューマチの場合には代謝不全や自己免疫疾患などが病因として上げられているが、それに対する確実な治療法は確立されていないように思える。いろいろな症例を調べていくうちに、ケルヴランならどう考えるだろうということが頭に浮かんできた。

治療法や病因が確定されていないからといって、そこに元素転換を持ち出すのは不摂生(?)かもしれない。しかし難病の「霊的原因」をヒーリングするという考え方よりは現実味があるのではないだろうか。

とりあえず、あと一年あれば非常に面白い本が完成するのである。中途半端で終わらせるのは私の美学に反する。病院に行くつもりはないが、それまでは時間稼ぎをしなくてはならない。

わが命数など知るよしもないが、この一年で必ず勝負はつける。それはあの「シーザーの獅子」との約束でもある。

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2007/08/03

小さな奇跡

去る7月16日はレオン・ゲゲンの75才の誕生日だった。その一週間前に私は4分の3世紀を祝うカードを送っておいたが、これに対する応答はなかった。

今年の初めには年賀状を送った経緯から再び議論する機会を得たものの、すでに私たちは多くのことについて議論をしつくしていたため、手づまり感はあった。音信がないので消息は気にかかるが、ある意味で彼はフリタージュの歴史における役割をまっとうしたのだと思われる。後は私が答えを出すだけであろう。

ケルヴランの論文をメインとした第三のフリタージュ・ブックはすでに「異端審問」の解説を上梓しており、90ページを超えるものになっている。だが、エニン報告以後の論争はまだこれからである。予定は立たないところだが、今年度中にはプロトタイプを仕上げたいと考えている。

そして、かつてゲゲンに調べてもらったデスター報告についても「異端審問」のロブスター実験と比較すべく、ある程度までその概要を復元することができたが、最近になって予想外の展開が生じている。

すでにフランスの古書店から得られる資料もほとんど無くなっているが、最近になって農学アカデミーの50~60年代における会議報告書のアソートを入手した。今回手に入れたのは13冊で、前回の29冊と合わせると42冊になる。

アカデミーの会員でもないのにここまで集める必要もないのだが、今回のものには一つの期待があった。それは1950年代にド・クルテという学者がカルマゴルの原料であるイシモの抗ウイルス作用について農学アカデミーに報告しているという情報を得ていたからである。

今回のアソートの中にどのような論文が収録されているかについては全く情報が無かったが、「異端審問」以前のアカデミーの状況を把握しておくのも興味深いと思ったので、あまり期待もせずに発注しておいた。

届いた会議報告書を順次閲覧してみたが、残念ながらド・クルテが公表した論文は収録されていなかった。ただし、微量元素の研究者として知られるG・ベルトランが第5部会に所属していたことが判明した。つまりベルトランは「枢機卿」ステファーヌ・エニンの先輩に当たるのだが、彼はまたセーヌ川衛生評議会のメンバーでもあり、皮肉なことにケルヴランの同僚なのである。

そしてもう一つ、このアソートには1969年の会議報告書が2冊含まれていた。「1969年1月?」それはまさしく、デスター報告が公表された会議報告書だったのである。

去年の夏、ゲゲンはアカデミーの図書館を調べてJ・デスターのコメントしか残されていないことを私に伝えた。そこで私はデスター報告が抹消されたと考えたのだが、自分の眼で確認したわけではないので、いずれ何らかの形で再調査すべきであると考えていた。

Numeriser ゲゲンの言葉どおり、このデスターのコメントの前にはロサムステッドのアニュアル・レポートに関する議論があり、そのあとにはヤシ科の植物の病気についての論文が記載されていた。やはり彼の言葉は正しかったのだ。

それにしても今回のアソートに、このデスター報告の会議報告書がまさか入っているとは想像もしていなかった。農学アカデミーの定例会議は毎週行なわれているので、会議報告書は一年に20冊前後出版されている。このアソートの1956年から1969年にかけてはおよそ280冊に及ぶだろう。その中から寄せ集められた13冊の中にこの1冊が含まれる確率は20分の1より小さい。

オリジナルとしてデスター報告の会議報告書が手に入ったのは何か偶然を越えたものを思わせる。わが行く道に間違いはない。そう確信させてくれる小さな奇跡ではあった。

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