2025/07/09

行雲流水の季節

ようやく七夕を過ぎたばかりだが、連日の猛暑には体力の消耗を感じている人も多いことだろう。

これまで入浴もシャワーですませることが多かったが、最近はMRETウォーターで行水をするようになった。理想としては湯船に浸かるほうが良いかもしれないが、入浴後の深部体温がなかなか下がりにくいので、ポリタンクにためたMRETウォーターで身体を洗浄するようにしている。

基本的にはシャワーのお湯で少し身体を洗い、その後に各部の洗浄をするとスッキリする。特にMRETウォーターで髪を洗うことはおすすめしたい。同じシャンプーを使っても洗い上がりの感触が変わってくる。これまではシャンプーしても少し頭にかゆみが残ることがあったが、MRETウォーターで洗うと頭皮の感覚も変わるし、毛髪の保湿にも良い影響を与えているように感じている。

これからも暑い日々が続くと思うが、クーラーばかりに頼るのではなく、MRETウォーターを活用してできる限りの対策をしたいと考えている。

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2025/06/19

〈知のフリタージュ〉構想

フリタージュ会議が終了すると、私たちはホテルを出てドクターを羽田近郊のホテルに送った。私はGマップのルートで乗り換えようとしたのだが、弟が途中まで同行してより良いルートを教えてくれた。口数は少ないが、いざという時に適切なフォローをしてくれる弟は、今回のフリタージュ会議の影の功労者である。

駅が近づくとホテルのプレートが見えたので、ドクターを送り届けてチェックインさせた。私はドクターに別れを伝えて再び駅に向かった。思えばドクターと初めて会ったのも横浜だった。もしかすると今回が最後かもしれないが、それもしかるべき流れなのかもしれない。フリタージュ会議を終えた充実感に心は満たされていたが、それとは違う明状しがたい想いも浮かんでいた。

私は再び成田に向かう電車に乗っていた。ドクターを迎えに行くときに泊まったホテルに予約をしていたからである。本当は横浜周辺のホテルを予約するつもりだったが、コンサートがあるらしくどこも満室だった。急いで帰る必要もないので、成田に一泊して観光してから翌日に帰ろうと考えていた。

暮れなずむ風景を眺めながら、今回のフリタージュ会議を少し振り返ってみた。今後ドクターが来日することは難しいかもしれない。これからは私たち日本人だけで活動を続けていくことになるだろう。その前段階の試みとしては成功と言えるのではないだろうか。

そして今回の会議では、吉野さんの講演という新しいアプローチも有意義だったと思う。また参加された方々も動機は様々だったと思うが、私としてはもう少し参加者の方から専門家としてのお話を伺いたかったという気持ちがある。いわば〈知のフリタージュ〉というテーマが今後の課題として提起されたのではないだろうか。

私たちの活動がこれからどのようにフリタージュしていくのか、その流脈を探っていきたいと思う次第である。

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2025/06/12

全てはフリタージュのために (4)

最初の講演は私の「フリタージュ研究の沿革-生物学的元素転換の世界」である。実はもともとパワーポイントを作成する予定ではなかったが、たまたまネットショップでパワーポイントのディスクを入手したことがきっかけで、これまでの研究の流れをまとめてみようと考えたのである。

ドクターの論文や著作はまわりくどい表現が多いので、比較的コンパクトにまとめることを心がけた。そのため講演時間は30分程度だったが、後から参加者の方からわかりやすかったと言ってもらえたのは何よりである。

次の講演はドクターだが、ドクターの場合パワーポイントを作りすぎていてどれを使うのかわからなかった。案の定1時間を超えるレクチャーが続けられることになり、ドクターの研究に詳しくない方には啓発的だったかもしれないが、すでに研究内容を知っている私にとっては退屈な復習をさせられている感じだった。

三つ目の講演は吉野さんだったが、ここで少しトラブルがあった。ドクターのノートパソコンではなぜか表示できなかったので、弟が持参していたパソコンに切り替えて何とか講演が開始された。

ドクターの場合は英語でまくしたてられるので理解しにくい部分があったが、吉野さんの講演は思考フォーマットが異なる内容で、私やドクターでは思いつかないユニークな観点だった。

四番目の講演は私の「MRETアクティベーターとMRETウォーター」である。今回の参加者は13名だったが、その中でMRETアクティベーターを使用されている方は2名だった。そこでMRETウォーターについてあまりご存知ない方にも理解しやすい内容にまとめることを心がけたつもりである。講演を始めるにあたってMRETアクティベーターのデモンストレーションを行ない、その後活性水を参加者の皆さんに飲んでいただくようにした。講演後にアクティベーターのお問い合わせを頂いたので、実施した価値はあったものと考えている。

最後はドクターの講演だったが、これも1時間を超えるレクチャーで正直よく覚えていない。MRETウォーターの研究自体が膨大であり、もう少しテーマを絞りこんだ形でレクチャーしてもらいたかったと思う。

これまでのフリタージュ会議はほぼドクターの講演会という印象が強かったが、今回は私や吉野さんがそれぞれの講演を行ない、内容的にもバリエーションに富んでいたと思われるものだった。 

学会には学術団体と任意団体があるが、フリタージュ会議はそのどちらでもない。いわば志のある人が自由かつ独創的な見解を公表する器のようなものだと私は考えている。

もちろんフリタージュとMRETという軸はあるが、次回のフリタージュ会議で参加者各自が独自の見解を公表し、自由にディスカッションできるような日が来ることを心から願う次第である。

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2025/06/07

全てはフリタージュのために (3)

5月31日、横浜は小雨が降るあいにくの天候だった。私たちは部屋をチェックアウトして昼からの会議のためにロビーで待機することになった。

11時頃に今回の講演者の一人である吉野さんが現れた。これまでフリタージュ会議は仙台や奈良など日本各地で行なってきたが、吉野さんは第1回から参加してくれている。今回は講演のみならず、多忙なところ資料の作成も引き受けてくれており、非常に感謝している。

ドクターと吉野さん、私と弟の4人で会議の打ち合わせをしていたが、11時半になってもフロントから何もアナウンスがなかったため、いつ頃から準備させてもらえるかを尋ねたところ、もう会議室は開いているとのことだった。次回はもっと細やかな配慮のできるホテルに泊まりたいと思った次第である。

さっそく会議室に入り、各自準備に取りかかった。プロジェクターにパソコンを接続し、再生を確認して微調整を行なった。今回はMRETアクティベーターを実際にデモンストレーションする予定だったので、隣のコンビニでミネラルウォーターを入手した。また会議室の後方にドクターのポスターも掲示することにした。弟には参加者の受付対応をしてもらうことにした。

参加者の方が続々と来場され、第4回フリタージュ会議は予定通り正午から開催される運びになった。今回のプログラムは以下の通りである。

第1講演 「フリタージュ研究の沿革-生物学的元素転換の世界」(朔明社 高下一徹)

第2講演「生体組織における元素転換反応と放射性廃棄物の処理」(ヴィソツキー博士)

第3講演「生物学的元素転換の情報幾何学によるアプローチ」(吉野友規)

第4講演「MRETアクティベーターとMRETウォーター」(朔明社 高下一徹)

第5講演「低周波電磁波によって活性化された水の記憶作用」(ヴィソツキー博士)

今回このような構成にしたのは、いきなりドクターの講演を行なっても分かりにくい面があると思えたので、私の講演で全体的な概要を把握してもらおうと考えたからである。

講演の内容を考えるとこれで参加費2000円は安いと思われるが、わざわざ遠方から参加される方も多いので、私としては参加しやすい形にしたかったからである。

準備も整い、いよいよフリタージュ会議の開幕である。私は不思議にリラックスした感じで開会の挨拶を行なったが、ドクターのメッセージは異様に長かった印象を受けた。

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2025/06/03

全てはフリタージュのために (2)

5月29日、盛岡は暑いくらいの晴天だった。周辺地図を見ていると北上川公園という所が近くにあるようなので、そこでサンドイッチでも食べようと思って歩いていった。

ところが着いてみると、そこは雑草の生い茂る河川敷で、公園として整備された場所は微塵もなかった。観光資源に乏しいのかもしれないが、こんな所を公園と偽る姑息な根性が気に入らなかった。

三ツ石神社もかなり距離があったが、パンフレットとはかなり印象の異なる小さな神社で、歩いていって疲れただけだった。おそらく盛岡に来ることは二度とないだろう。

5月30日、ICCFはこの日の昼まで開催されるが、私はホテルをチェックアウトしたらすぐ駅に向かうとドクターに伝えていた。最後まで参加したいのなら後から一人で来ればいいというと、ドクターは一緒に横浜に向かうと言った。

この日は曇りで関東方面では雨が降っているらしい。私は帰り道に福島の廃炉資料館に立ち寄ろうと考えていたが、天候も悪く電車の乗り替えも煩雑なので、横浜に直行することにした。

ようやく横浜に到着してホテルにチェックインすると、明日のフリタージュ会議のために会議室を確認させてもらった。ホテルに呼んだ弟とドクターとともにパソコンの接続等を確認していると、ホテルのスタッフから予約は明日なので今日は使わないようにという注意を受けた。どこもかしこもこういう対応である。

ドクターのパソコンでも接続できることは確認したが、明日の会議には一応弟にノートパソコンを持ってきてもらうようにした。全ての準備は整えたが、天候だけが気がかりだった。

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2025/05/28

全てはフリタージュのために

5月25日、朝から雨が降り続く不穏な天気だった。荷物を抱えて傘を差し、駅に向かうバスに乗り込むところから今回の旅はスタートした。

ドクターから会場に掲示するポスターを印刷して持参してほしいという依頼を受けていたが、地元のカメラ店では二週間かかると言われて断念し、ネットで見つけたプリントショップにオーダーして、出発直前に届いたポスターを雨のなか運んでいた。

ところがせっかく作ったそのポスターを駅で紛失したまま新幹線に乗り込むことになった。もともとドクターから無理に依頼されたものなので仕方がないと思ったが、弟に連絡するとあるネットショップを教えてくれた。

その店を調べると、ちょうど盛岡駅の近くに店舗があるらしい。そこで成田のホテルに着いた時点でポスターのPDFデータを送付し、盛岡に着いたら受け取ることができるように手配した。

5月26日、ホテルをチェックアウトすると、少し時間があったので久しぶりに成田山に行くことにした。前回に行ったのはおそらく8年以上前だったが、今回は少し天候が悪く、ひととおり回って写真を撮るばかりだった。

その後、成田空港のターミナル1に行ってドクターの到着を待ったが、フライトはすでに到着済みだったが、なかなかドクターは出てこなかった。

ようやく再会したドクターは7年前とさほど変わらない印象を受けた。相変わらず饒舌で健康そうなのは何よりだった。

京成本線に乗って上野に向かったが途中で遅延があり、上野で乗るはずの予約していた新幹線に乗ることはできなかった。後続の新幹線も満席ということだったので、仕方なく新幹線のデッキで立ち続けるはめになった。

結局、仙台からは空席に座っていいと女性の車掌から言われたので、1時間半立ち続けた後にようやく席に座ることができた。

盛岡に着いたのは夜の8時前だった。プリントショップはまだ開いているようだったので、電話で場所を確認して印刷されたポスターを受け取った。

その後ICCFの会場に向かい、ポスターを掲示したあと、ドクターをホテルに送ったが、何かフロントともめているみたいなので話を聞くと、ドクターの名前ではなくICCFのスタッフの名前で予約されているという。そこで宿泊者の名前を変更してドクターをチェックインさせた後、自分のホテルに向かった。

5月27日、晴れてはいたが風が強く、肌寒い日だった。この日ICCFの会場では夕方からドクターの講演が行われたが、それはフリタージュではなくE-catに関するものだった。

ドクターの講演を聞いたあとにその事件は起こった。ある会場のスタッフからパスカードの確認をされたが、私はドクターの付き添いでICCFの参加者ではなかったため、部外者は会場に入らないようにと警告されたのである。

確かに私はICCFに参加登録はしていないが、これまでいろんな学会に参加してきてこんな警告を受けたことはなかった。わざわざドクターを成田まで迎えに行き、電車代も新幹線のチケットも私が払ってドクターを盛岡まで連れてきたのである。なんなら会場に掲示されているポスターも私が全額出しているので、私のポスターである。労いの言葉の一つもあっていいところを部外者は立ち入るなというあしらいは怒り心頭に発した。

私はドクターに、もう二度とここには来ないからあとは勝手にしてくれと言ってホテルに引き上げた。

5月28日、自分でも不思議なくらい怒りの感情が続いていた。会場には行かないと決めたので、盛岡八幡宮と盛岡城跡に行って写真を撮ることにした。天候は安定してきたが、清々しい気分にはならなかった。

一刻も早く盛岡から出たいという気持ちになっていたが、状況的には難しい。私はフリタージュ会議の準備を進めるために関係者に確認をとり、横浜に住む弟に手伝ってもらうことにした。今すぐ身動きはとれないが、意識の照準はすでにフリタージュ会議に向けられていた。

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2025/05/17

ICCF-26

第4回フリタージュ会議の参加者は現在15名になっている。あと少し席があるので参加を希望する方はご連絡頂ければ幸いである。

ICCF-26は5月26-30日に岩手県盛岡市で開催される。ICCFにおけるドクターの講演はE-catに関するものらしいので、フリタージュとは全く関連性はないものである。

ただしポスタープレゼンテーションとして「生体組織におけるヨウ素からキセノンへの元素転換反応」という研究が公表されるらしい。一応アブストラクトを送ってもらっているが、これは嫌気性微生物の共生組織に関する実験のようである。

その詳細はまだ不明だが、不活性ガスのキセノンが生じる転換反応はこれまでに聞いたことはない。正直なところ半信半疑だが、いずれ再会したときに詳しい話を聞けることを楽しみにしている。

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2025/04/30

不撓不屈の精神

現在、フリタージュ会議は11名が参加を予約されている。これまでに予約していた会議室の定員をオーバーしたので、私たちが宿泊するホテルの会場に変更することにした。

すでに参加を予約された方には通知しているが、改めてここでフリタージュ会議の会場を告知しておきたい。新しい会場は以下の通りである。

〈コートホテル新横浜 会議室シティオ〉

なお会議の終了後にドクターを羽田まで送らなければならないので、開催時間は5月31日の12-17時の5時間に変更されるので、ご了承頂きたい。

また会議への参加は事前に予約された方に限られる。何の連絡もなく当日来られても席がない場合もあるので、参加を検討されている方はできるだけ早めにご連絡頂ければ幸いである。

前回のドクターの来日は2018年2月なので、すでに7年が経過したことになる。この間に新型コロナやウクライナの戦争勃発など様々なことがあったが、不撓不屈の精神でこのフリタージュ会議に臨みたいと思う次第である。

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2025/04/22

フリタージュ会議の補足

フリタージュ会議について、これまでにフリタージュ・ブックスやMRETアクティベーターを購入された方にお知らせしたが、他社のサイトで購入された方はメールアドレスの情報がないため連絡できなかった。また以前のスマホの所在が不明のため、過去に購入された方にも連絡できないケースがあった。

しかし早速参加を予約してくれた方も何人かおられるので、参加者の人数に関わらず充実した内容にしたいと考えている。

なお以前のフリタージュ会議では参加費を事前に振り込んで頂いていたが、当日参加できない方もおられたので、今回はこのような形にさせて頂いている。

参加の予約をしても当日までに予定が変わることもあると思うが、キャンセル料などは必要ないので気軽にお申し込み頂ければと思う次第である。

なお残席は4名なので、満席になった場合はキャンセル待ちとさせていただく可能性もあるので、ご了承頂きたい。


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2025/04/11

第4回フリタージュ会議参加要項

ドクターの来日日程も決まったので、第4回フリタージュ会議の概要についてお知らせしたい。

5月30日のICCF-26終了後に、私たちは新横浜駅近くのホテルにチェックインする。そして翌31日の12時から18時にかけて新横浜の会議室でフリタージュ会議を開催する予定である。

今回のフリタージュ会議では私が作成したパワーポイントをメインに進行するつもりだが、ドクターも講演する意欲があるようなので、私とドクターが交互にプレゼンテーションを行ないたいと考えている。テーマはもちろん生物学的元素転換とMRETウォーターだが、MRETのパワーポイントは「MRETアクティベーターとシューマン共振」に改題する。

5月31日の12時に開場と受付を行ない、準備ができしだい講演を始める予定である。参加費は一名2000円を当日お支払いいただく形になる。そこで参加を希望される方はとりあえずメールで当方までご連絡いただきたい。

今回の会議室は定員12名の少し小さな会場になる。参加希望者が10人以内ならこの会議室を使う予定だが、20人前後の参加が見込まれる場合は別の会議室を借りようと考えている。また10名を若干超える場合はキャンセル待ちとさせていただくことになるだろう。そこで参加を希望される方は以下のような形でお願いしたい。

(1) 4月末までに参加を希望する旨のメールを当方(cathedral@nifty.com)に送って下さい。

(2) 会議室が確定した時点で、こちらから参加希望者の方に会議室の場所を連絡します。

(3) 当日来場されたときに受付で参加費をお支払い下さい。

(4) なお参加できなくなったときは、メールでご連絡下さい。

また現在予約している会議室は12時から18時まで使用できるが、その後ドクターを羽田まで送る必要があるので、18時以降は時間をとれないと思われる。

今回のフリタージュ会議はおそらく総集編みたいな形になると思われる。会議の内容や参加についてご質問等あれば早めに当方までご連絡いただきたい。

この7年間に様々なことがあったが、久しぶりにこのような機会をもつことができて感慨深いものがある。皆さんとお会いできることをドクターとともに楽しみにする次第である。

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