2024/07/10

未踏の研究領域

昨年の年末に車の車検を受けたのだが、エンジンからオイル漏れが生じていたので、シリンダーブロックのタペットカバーを交換して何とか車検を通してもらった。

しかしそれ以降もオイル漏れが続いていたので、自動車用品店でオイル漏れ防止剤を購入した。効果があるかどうかは不明だったが、MRETアクティベーターで防止剤を活性化してエンジンオイルに投入した。

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オイル漏れ防止剤の説明書には300km走行後には効果が表れると書いてあったが、MRET活性処理の防止剤を投入すると30kmも走らないうちにエンジン音が変化し、オイル漏れもしなくなった。

おそらくオイル漏れ防止剤は炭化水素系のポリマー化合物なので、その分子構造に含まれる水素結合が変化することによって弾性材の膨潤作用が向上したものと思われる。

水は一分子に二つの水素結合しか存在しないが、油脂類は炭化水素化合物なので一分子当たりの水素結合は水よりもはるかに多い。MRETアクティベーターの電磁波は水素結合に作用する特性をもっているので、炭化水素化合物のほうが強い影響を受けていると考えられる。ただし水とは異なり、どのような分子構造に変化するのかは今のところ不明である。

この件についてはドクターとも話をしたことはあるが、ドクターはMRETによる活性水については様々な研究を行っているが、オイルについては全く研究していないとのことだった。

したがってオイルのMRET処理について厳密な研究データはほとんど存在しないが、これは十分に研究する価値があると考えられる。

たとえばエンジンオイルを活性処理した場合の粘度や剪断安定性がどのように変化するのか、また灯油やガソリンを活性処理すると燃焼効率がどのように変化するのかは資源の有効活用の観点からも興味深い。

またオリーブオイルやアマニ油、MCTオイルなどを活性処理するとどのような効果があるのかも研究されるべきだろう。さらに生理活性物質として知られるDHAやEPAにも水素結合が含まれているので、何らかの活性効果はあるはずである。

また『MRETウォーター・サイエンス』にはMRET活性処理された抗生物質の作用効率が変化したこともMBCテストで確認されている。

MRETアクティベーターに対する固定概念を排除し、新たな研究領域を切り開く時期に来ているのかもしれない。

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2024/06/11

天地に還る道

私事ではあるが5月に母が亡くなった。奇しくも四十九日は七夕である。

個人的な感傷はともかく、やはり身近な人間が亡くなると人生や生命について様々な想いが浮かんでくる。

母は長らくパーキンソン病を患いターミナルケアを受けていたが、比較的意識ははっきりしていて意思の疎通もできていた。高齢でもあったのでほぼ天寿を全うしたといえると思うが、本人としてはどうだったのか今となっては伺い知ることはできない。

「生命は負のエントロピーを食べている」という言葉を残したのはシュレディンガーだが、あるいはフリタージュ反応もそのようなプロセスの一つと言えるのかもしれない。生体組織には逆にエントロピーが増大するプロセスもあり、そのようなバランスの中で生命は動的な安定性を保っているのだろう。

しかし死という厳然たる事実を前にしては、生命という存在に対して私たちはあまりにも無知であり無力であると感じざるをえない。

いずれは天地に還る定めではあるが、その間にいかに己自身を全うすべきか、そのような命題に心はとらわれるばかりである。

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2024/05/12

水の記憶

朔明社から出版されている『MRETウォーター・サイエンス』は2009年のヴィソツキー博士の著作『活性水の応用生物物理学』を翻訳したものだが、これ以外にもドクターは『活性水の生物物理学概論』という著作を2005年に公表している。

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実は当初こちらの翻訳を行なっていたが、2009年の著作の方が研究内容も充実しており、MRETウォーターの実験データとしても価値が高いと判断したので、こちらの翻訳を優先することにしたのである。

2005年の研究書は6章構成になっているが、その中でMRETウォーターを直接的なテーマにしているのは第6章だけであり、他の章は水の記憶作用やDNAとの関連性などが取り扱われている。しかし『MRETウォーター・サイエンス』とは異なる示唆に富んだ記述も収録されていて興味深い内容になっている。

たとえば序章は、地球上で最初に生命が誕生したのは水中であるという言葉から始まり、人間も生まれる前は羊水の中で育ち、生まれた後も水の中で生きていると述べられている。

即物的な捉え方としては、私たちは水を吸収して体内に循環させ、排出していると考えているが、実は生命は水から生まれ、水の中に生きているという認識が必要なのかもしれない。

水の音が脳に響くという現象も、実際は私たちの内部に刻まれた水の記憶が呼び起こされているのだろう。

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2024/04/16

黒犬の水域

今月の上旬、山桜を見るために県北の地域を訪れた。すでに満開のピークは過ぎていたが、静かに花びらが散りゆく姿に心が癒される一時を過ごした。

そのときに黒犬の水域にも立ち寄った。かなり以前に天体写真をここで撮影していたが、どこからともなく真っ黒な犬が現れて吠えてきたことがある。

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最初は相手にしなかったが、あまりにも吠えてくるのでその犬を追いかけてみた。黒犬は吠えながら逃げていったが、やがて水の音が聴こえてきた。

そこは貯水池から放流される谷川だったが、小春日和に水の音が心地よく響いていた。

よくヒーリングCDなどに「清流のせせらぎ」といった流水の音が使用されていることがあるが、このような音は私にはノイズにしか聴こえないので、非常に苦手である。

たとえばMRETウォーターをお風呂に入れるときの音は脳に響くのだが、水の音にも脳に響くものとノイズにしか聴こえないものがあるのかもしれない。

おそらくこれは、その水の中に含まれているエネルギーの一部が音の響きとして広がっているためだとと考えられる。

同じ楽器でもそれを使う演奏者や曲想によって全く異なる印象が生まれるように、水の音なら何でもいいというわけではないのだろう。

これは水だけではない。食物や人の言葉など、そこにどのようなエネルギーが含まれているのかによって、全く異なる意味をもつものになるのだろう。

自分自身と共振するエネルギーを感じとることがこれからは大切なのかもしれない。



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2024/03/31

フリタージュ・ブックスに関する注意喚起

最近、いくつかのネットショップに『生物学的元素転換』を初めとするフリタージュ・ブックスがリストアップされているようだが、これらはいずれも国内の業者を装った海外系の詐欺サイトである。

弊社ではこのようなサイトにフリタージュ・ブックスを取り扱われるような契約は一切していないので、注意してもらいたい。こうしたサイトに注文して商品が届かなくても、弊社とは全く無関係であり責任は取れないことはご理解頂きたい。

弊社のフリタージュ・ブックスはStoresのサイト(sakumeisha.stores.jp)から購入できるので、ご注意頂ければ幸いである。


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2024/03/18

第4回フリタージュ会議

先日ドクターと初期の研究について話したが、その時にICCF-26が来年の春に盛岡で開催されることを知った。

まだ詳細は未定のようだが、ドクターは参加する意欲があるようである。ただし現在の状況を踏まえると来日することはそう容易くはないと思われる。

もしそれが実現するなら7年ぶりの来日になるが、可能ならばこの機会にフリタージュ会議を行ないたいと考えている。

盛岡のICCF-26に参加した後にフリタージュ会議を行なうとすると、ドクターの帰路は成田か羽田になるので、場所としては東京か横浜周辺になるだろう。

ドクターからは最新の研究成果に関する知見が得られると思うが、私も独自の研究を行なっているので、それに関する報告も行ないたいと考えている。

今後の状況によってどうなるかはわからないが、一つの目標ができたことは確かである。ドクターの研究に関心を持つ方からご提案やご意見を伺えれば幸いである。

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2024/02/13

意思を超えた法則

フリタージュに関するドクターの研究論文はロシア語のものを含めると36本になる。すでにドクターの著作や論文を翻訳している私にとって、これらを翻訳して論文集を作成することはさほど難しいことではなく、その時間も計算できる。

フリタージュ・ブックスとして最初に制作したのは『生物学的元素転換』であり、その次は『地質学における微量エネルギー元素転換』だった。これらの著作の翻訳と制作にはかなりの時間とエネルギーが必要だったので、次はケルヴランの論文集を制作しようと考えていた。

ところが資料の翻訳と調査を続けていくうちに単なる論文集とは異なる方向に進路が変わっていった。こうして完成したのが『フリタージュの真実』である。

論文集は論文集としての資料的価値はあるだろう。しかしそれを超えるものではない。おそらくドクターの論文集の制作も私の意思を超えた形で進んでいくのかもしれない。

植物は光を効率的に受けられるように枝葉を広げるが、それはシンパー・ブラウンの法則に従っている。森羅万象は内なる法則に従って現象化することを受け入れることにしよう。


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2024/01/14

新たな世界線の選択

ケルヴランは1960年から1982年の22年間の間に9冊の著作を公表している。ドクターはそれを超える28年間にわたってフリタージュの研究を続けているが、2003年に初期の研究をまとめた著作を出版した後は単独の論文を公表しているばかりである。

最初の研究書からすでに20年が経過しているので、そろそろ新しい著作を出版してもおかしくはない。だがドクターにそのつもりはないようである。たとえ新作出版の意向があったとしても、戦争が続く今の状態では実現することは難しいかもしれない。

現実を憂慮していても何も変わらないし、誰かが何とかしてくれるわけでもない。そこで新しい世界線を選択する必要がある。つまり世界が望ましい方向に進んでいたら実現するであろう現実を作り出すということである。

もしドクターが新しい著作を出版するとしたらという観点の下に、これまでに公表されたドクターの論文を集約した研究書を制作してみたいと考えている。

どのような形になるかはわからないが、本来はドクターが制作するはずだった「幻の著作」を再現することになるだろう。


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2023/12/18

未来というブラックホール

2023年もあとわずかだが、今年は『生物学的元素転換』の新版を制作したことが一つの大きな成果と言えるかもしれない。思えばこの原書も半世紀以上前のものなので、元素の表記方法なども現代とは異なっている。そのような細部にわたってアップグレードできたことは、完成度が高まったことを実感できる仕上がりになっていると思う。

今年もフリタージュ・ブックスの注文を多方面から頂いたが、その約88%は『生物学的元素転換』である。これはこれでありがたいことだが、逆にいえば21世紀になっても世俗の人々の90%はいまだにケルヴランレベルと言えるだろう。つまり『生物学的元素転換』だけを読んで、全てをわかったつもりになっているのである。

おそらくこの研究領域に重要性を感じている私やドクターは、目先の損得で右往左往している世俗の人々から見ると、異端思想をもつ理解不能な人間なのかもしれない。

しかしいつまでもケルヴランレベルやそれ以下の人たちを相手にしているわけにもいかない。来たるべき年はフリタージュの世界観を未来というブラックホールの中心に提示したいと考えている。

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2023/11/17

マンガン団塊とフリタージュ

2020年にヴィソツキー博士は「海洋における低エネルギー核反応に起因する鉱床に含まれる鉄同位体の形成作用」という論文を公表している。

これまでにドクターは微生物による様々な元素転換反応を実験的に検証してきた。しかしこの論文では異例なことに地質学におけるフリタージュ反応の実在を提起している。具体的には互層状の鉄マンガン鉱床やマンガン団塊をその対象として取り上げ、元素転換反応に基づく成因の解明を試みている。

たとえばマンガン団塊は中低緯度地域の海洋底に多く分布しており、水温の低い極地方にはほとんど存在しない。そこでドクターは海洋微生物のフリタージュ反応によってそれらが形成されたと考察している。

たしかにマンガン団塊はマンガン酸化菌や古細菌が成因とも考えられているが、重要なことはマンガンの同位体が一種類なのに対して鉄には複数の同位体が存在することである。マンガン団塊に含まれる鉄分の同位体比をフリタージュ反応のプロセスによって説明できるかが鍵になるだろう。

マンガン団塊はかつてケルヴランやG・シューベルも研究対象として注目していた。その事を全く知らないドクターが同じ見解にたどり着くことは、志のある者どうしの奇遇の一致と言えるかもしれない。

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